開催趣旨

ホワイトアスロンの舞台となる真室川町は特別豪雪地帯に指定されています。
雪の盛りには出勤前と帰宅後の2度の除雪が日課となり、雪との戦いの日々が続きます。
絶対に勝つことのない雪との戦いは当地域の人口流出の一因ともなっています。
しかし、そんな雪が独特な生活文化や風習や知恵を育み、多様な伝承野菜を守り伝え、
山菜やキノコや川魚といった豊穣な自然の恵みをもたらしています。

ホワイトアスロンは、
かつて雪国で使われてきた踏み俵などの道具に着目した新しいスポーツ競技です。
そして、雪とは戦うだけではなく寄り添い楽しめるものであることを提示する試みでもあります。
わたしたちと一緒に、雪あそびしませんか?

競技種目

ホワイトアスロンの競技は全てオリジナルの創作競技。
どれも、かつて雪国で使われた暮らしの道具や動きに着目しています。
「かんじき」や「踏み俵」などを用いた競技を通して、
一瞬でも昔の雪国の暮らしに想いを馳せてもらえれば幸いです。
きっとそこから、僕たち私たちの雪国の可能性が見えてくるのだと信じています。

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    かんじき

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    鷹狩りフライング

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    踏み俵リレー

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    雪ムカデ

用語説明

踏み俵は稲わらで作った履き物で、雪を踏み固めて道をつくるために用いました。隣の家までが自分の家の担当で、自分が踏み固めたあとを引き継いで隣人がそのまた次の隣家まで道をつくったそうです。1人ひとりが少しずつ社会に貢献する。これが雪国の人々が冬を乗り越えるための暮らしの知恵だったのかもしれません。

ホワイトアスロンで使用する踏み俵は、真室川町の藁細工名人、栗田政次さんが一つ一つ手づくりしたものです。

かんじきは雪上を歩くための道具で、雪に足を取られたり滑らないように長靴などの下に装着して使用します。

日本では縄文時代の遺跡から出土するなど古くから使われてきました。真室川町では「くろもじ」や「杉の枝」などを素材としてさました。

マタギが愛用したかんじきは、起伏の激しい山地を駆け巡り狩猟するスタイルに適した形状であると言えます。現在でも果樹園での剪定作業や狩猟などで使用されています。

お楽しみコーナー

ゲレンデで遊べる「スノーパーク」、
美味しいものいっぱい「屋台村」、
宝探しほか雪の遊び体験コーナー、
白銀の世界に咲く大輪の花火の共演「冬花火」など
競技参加者でなくても楽しめる仕掛けがいっぱい盛りだくさん!

開催概要

開催日 令和6年2月17日(土)
会場 真室川町 秋山スキー場
主催 真室川町観光物産協会
競技 特豪4種競技(特別豪雪地帯ならではの創作4種競技)
その他 冬花火、屋台村、物販コーナー、スノーモービル体験、
スノーパーク、雪あそび体験コーナーなど競技参加者以外も楽しめるイベントも多数開催
 

スケジュール

ホワイトアスロン2024のスケジュールになります

2.17 Sat ※時間は変更となる場合があります
内容 時間 備考
開場・受付開始 8:00~  
開会式 8:30~  
競技 9:00~ 特豪4種競技
スノーパーク 10:00~15:00 スノーモービル体験、他雪遊びが楽しめます。
屋台村 10:30~ あたたかい食べ物などお店がたくさん
閉会式 15:00~15:30  

2023大会アルバム

2023年の大会写真になります

大会で撮影した素敵な写真を募集します。
優れた写真は当ページや真室川町が発行する各種媒体などで使用させていただきます。

2019年の大会写真になります

真室川町ってどんなとこ?

山形県内陸部の最北端に位置する真室川町は、
その北側と西側を険しい山塊で隔てられ、
まるで山形の行き止まり、雪の吹きだまりのようなところです。
冬は行商の往来も途絶えるため、
1年かけて冬を乗り切る準備をしました。
暮らしの知恵が今にもたくさん伝わっている所以です。
また、行き止まりのためなかなか新しい文化や情報、
物が入って来にくい土地だったようです。
だからこそ一度入ってきた物は新しいものに置き換わりにくく、
大切に守り伝えられてきました。
番楽などの伝承芸能や季節季節に執り行われる様々な風習、
バリエーション豊富な伝承野菜の数々がその好例です。
真室川の雪の下には宝物が埋まっていました。

インスタグラム

Instagramで真室川の素敵な写真をコレクションしています。
ホワイトアスロンで撮った写真も#photogenicmamuroを付けてInstagramに投稿しよう!

#PHOTOGENICMAMURO

交通アクセス

Parking〜駐車場〜

下記駐車場をご利用ください。

  • 真室川中学校
  • まむろ川温泉 梅里苑
  • 真室川町中央公民館

シャトルバス

シャトルバス運行表はコチラです

Hotel Guide〜宿泊施設〜

宿の手配はご自身でお願いします。宿泊施設に関するお問い合わせは本大会実行委員会にて承ります。

宿泊施設名 所在地 電話番号
まむろ川温泉 梅里苑  ※ 真室川町大字平岡894-2 0233-62-2373
農家民宿 果菜里庵 ※ 真室川町川ノ内2537 0233-62-2872
農家民宿 はちみつ屋 ※ 真室川町大字大沢5599-2 0233-63-2708

ホテルシェーネスハイム金山 金山町大字有屋1400 0233-52-7761
羽根沢温泉(松葉荘、旅館加登屋、ホテル紅葉館) 鮭川村大字中渡字羽根沢温泉 0233-55-2111(鮭川村観光協会)
鮭川村エコパーク 鮭川村川口 0233-55-4455
ホテルルートイン新庄駅前 新庄市金沢1109-6 0233-28-1211
ニューグランドホテル新庄 新庄市若葉町4-23 0233-23-1111

※真室川町宿泊助成キャンペーンを実施しています。
https://www.town.mamurogawa.yamagata.jp/docs/2023110600012/

JR〜電車をご利用の場合〜

電車の発着時間・運行情報はえきねっとでご確認ください。
冬期は雪などの影響で電車の遅れ・運休が発生します。時間に余裕を持った行動をおすすめいたします。

参加申込

参加資格

競技大会=小学生以上(3人1組で競います)
スノーパーク=どなたでも参加できます(事前申込不要/当日受付)

参加費用

競技大会

1人2,000円(保険料込み・1000円分のクーポン付き)

スノーパーク入場料

200円(保険料込み)

 

申込方法

競技参加には事前申し込みが必要です。
申込ホームページ、もしくは専用申込用紙にてお申込ください。
申込用紙は真室川町観光物産協会(役場企画課内)にて配布しています。

お問い合わせ

お問い合わせは以下フォーム、お電話にてお受けしております。
またスポンサーの募集も行っております。詳細は以下「スポンサー募集について」をご覧ください。

お電話でのお問い合わせ

真室川町企画課( 担当:小松・樋渡・柿崎)

☎︎ 0233-62-2050

受付時間:平日9時~17時

お問い合わせフォーム

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